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動物好きにはたまらない動物病院シリーズの第3弾。
前シリーズの「MF動物病院日誌」、「おいでよ動物病院!」では、脇キャラとしてファンを楽しませてくれていたコウ先生が主人公に。
日本の伝統とモダンが融け合ったイキな街、コウ先生の実家がある神楽坂を舞台に繰り広げられるほのぼのストーリーに、ほっこりしますよ🐶
https://xylophone-cafe.com/bokutosippotokagurazaka-dorama-review/
一流の獣医で外科医の勇馬先生がいるMF動物病院で、獣医の経験を積んだコウ先生。
長く勤務したMF動物病院を卒業して、実家のある神楽坂の古い動物病院を任されることに…。
その名も「坂の上動物病院」です。
けれども優しい風貌でおっとりしたコウ先生は、若さもマイナス要素になりボンヤリした頼りない先生だと飼い主さんたちに思われます。
そのため病院を引き継いだ当初は、若い獣医師=頼りないとなかなか信頼されないことに、焦りや苛立ちを感じて落ち込んでしまいます。
けれども、持ち前の誠実さと丁寧な診療、MF動物病院で磨いた確かな手術の腕で、次第に周囲の信頼を勝ち取っていくのです。
さらには、ひょんなことから優秀な動物看護師でシングルマザーのトキワさんとも巡りあい、坂の上動物病院は順調にまわり始めます。
動物たちとの心温まるエピソードや、動物看護師トキワさんとの恋模様。
コウ先生のちょっぴり複雑な生い立ち、病院の危機などハードな内容も、コウ先生のゆったりした人柄のせいか、ゆるゆるとストーリーは進んでいきます。
また、無責任な人間のために過酷な状況下にいる動物たちも、リアルに描かれています。
人間の都合やわがままのために犠牲になる動物たちの存在を知ることは、とても大切なこと。
その上で自分にできることってあるのかなって考えました。
動物愛護団体のボランティアや、保護された動物を引き取る…どれも今の私の状況では難しい。
じゃあ、私が動物のためにできる身近なことってなんだろう。
それは、今一緒に暮らしているわんこを大切にすること。
もちろん、それは当たり前なんだけど言葉で意思を伝えられないわんこに、もっと寄り添っていきたいなと思います。
動物と人間との関わり方を考えさせられる、あったかいばかりでない社会問題にも切り込んだ読みごたえのある漫画ですよ🐶
動物や子どもには、とことん優しいところが好き💕
治療費がもらえないとわかっていても、ケガをした動物たちを放ってはおけません。
きっちり治療して回復してからも、飼い主を探して最後までフォローする責任感の強さもグッときます。
その一方で、わがままな飼い主に凛とした対応ができるところが、女ゴコロをくすぐります。
そのギャップに、きゅん💕とくるのは、間違いありません。
女はギャップに弱いですもの。
強い男の弱音とか、いつも優しい男の予想外の強さとかに惹かれちゃいませんか❓
コウ先生はまさに、ギャップ萌えするキャラ。
繊細な気づかいや思いやり、獣医師としてのブレない強い意志が、とっても好ましく感じます。
メガネ男子ってのもいいんですよね〜😍
そして恋愛に奥手で純情なのもポイント高し。
コウ先生みたいに男臭があまりしない男性に、献身的に守られたらって想像したりしてw
リアルで遭遇したら、ぜひ娘をもらっていただきたい❣️
坂の上動物病院には、いわくつくで居ついた犬と猫が1匹ずついるんです。
それぞれに坂の上病院の看板犬、看板猫になるまでに、ちょっぴり切ないエピソードがあります。
坂の上病院の看板犬、ダイキチ。
じつは元の飼い主が坂の上病院に預けたまま、引っ越してしまったのです。
だからダイキチはちょっぴり心配性に。
いつもより食事がゴージャスだと、もしかして置いていかれるじゃないかと、落ち着きがなくなっちゃいます。
もう淋しい想いはしたくない‼️
と捨てられないように、コウ先生のお役に立とうと頑張る姿が、けなげで愛しくて抱きしめたくなります。
オギチャンは、オヤジギャルみたいな風貌でオジギャルと呼ばれている地域猫。
交通事故でケガをしていたところ、坂の上病院で手当てを受け助けられました。
自由を愛するオギチャンですが、退院後の外の世界は厳しく…。
居心地のよい坂の上病院へ舞いもどって、そのまま看板猫に。
もともといるダイキチとぬくぬくお昼寝しているシーンには、思わずにっこりしてしまいます。
縁あってひとつ屋根の下で暮らすオーナーさんとペットたちって本当の家族よりも、濃い絆を感じるのよね
それを見てて…何かほっとするっていうか
そんな形があってもいいんだって「僕とシッポと神楽坂」3巻より引用
トキワさんは血の繋がりのない義理の息子と自分とを、飼い主さんとペットに重ねて思わず口をついて出たセリフです。
たしかに家族に大切なのは、血の繋がりよりも絆なのかもしれません。
うちもミニチュアダックスフンドと、一緒に暮らしだしてもう8年ほどになります。
小心者でわがままで、めちゃくちゃ吠えるから、うるさくてたまりません。
けれども、すでに家族としかいいようのない存在です。
この子のいない我が家なんて、想像もできません。
うちには子どもが2人いますけど、その下の末っ子みたいな感覚。
抱きしめるとお互いの気持ちが、ピタリと寄り添ってほくほくですもん。
言葉を持たない動物と、心が通いあう瞬間はまさに奇跡です。
動物好きなら絶対楽しく読める「僕とシッポと神楽坂」。
フクロウやカミツキガメ、オウムなどいろんな種類の動物が登場します。
それぞれの特徴も、なにげに理解できるから、ふいに出くわしたときの心構え程度の知識は得られるかも。
猫と人間のジーンと来る関わり方の描写が多いように感じました。
小さい頃から絶対犬派の私でも
と思うほど。
おうちでペットを飼っていたり動物が好きだったりする方に、ぜひ読んでいただきたい「僕とシッポと神楽坂」の感想でした。
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